生駒のアライグマ
友人のTKが天神祭の花火を眺めに、生駒の麓の小高い丘に登った時、「アライグマがおってん。めっちゃ可愛い!」といったのは本当だった。
それ、狸じゃないの?と聞くと「尻尾に縞模様があった!」と言い張った。
調べてみると、生駒山脈には確かにアライグマがいるようだ。
ペットとして飼われていたアライグマが逃げ出したり、飼い 主が捨てたことにより野生化した。年に1回3~6頭の子を産 むため、急激に増えている。
[生駒市 HPより]http://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1906/0104.pdf
花火を眺めながらじっとしていたら、ふと横を見ると子連れのアライグマがいたのだそうな。親と子ども4匹ぐらい、「めっちゃ可愛かった」そうだ。出来れば、仲良くなりたい!とTKは語ったのだが。
野生動物は法律により保護されているが、アライグマは外来生物であり、
被害もあるため、檻の貸出による捕獲駆除を行っている。
生駒にはイタチ、イノシシ、そしてサルも生息しているとのこと。身近な山だが、知らないことがまだまだたくさんある。
ちなみに、<野生動物は法律により保護されているが、アライグマは外来生物であり、
被害もあるため、檻の貸出による捕獲駆除を行っている。>という。TKに伝えると悲しむかもしれない。
自然の生き物を慈しむ気持ちは美しいが、現実には様々な問題がある、どう向き合うかということに動物を愛するTKの真価が問われるのだ。
ドゥニ・ビルヌーブ監督の新作は『デューン 砂の惑星』
『メッセージ』『ブレードランナー 2049』で自分のなかで一気に浮上したドゥニ・ビルヌーブ監督。次は何を撮るのだろう?と思っていたら、『デューン 砂の惑星』を撮ることが判明。2017年にはドゥニ・ビルヌーブ監督が正式決定していたようだ。
『デューン 砂の惑星』はフランク・ハーバートによるSF小説をもとにしたもので、<<デューンと呼ばれる砂に覆われた惑星アラキスを舞台に、抗老化作用を持つ香料メランジをめぐる争いと権力闘争を描く壮大な叙事詩>>。1984年にデビッド・リンチ監督が「砂の惑星」として映画化したもの。
ドゥニ・ビルヌーブ版では『インターステラー』でトム・クーパーの若い頃を演じ、『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた若手演技派俳優ティモシー・シャラメが主役を務めるという。
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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観てきた。
家内が観たいというので「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観てきた。『ジュラシック・ワールド』の続編で『ジュラシック・パーク』シリーズの映画第5作。
今まではイスラ・ヌブラル島のテーマパーク内での展開が中心だったが、カリフォルニアの地下施設に運びこまれ、恐竜と人、傭兵と主人公たちとの攻防戦が繰り広げられる。
ジャングルや草原など、自然豊かな島内でのシーンは少なめで、地下施設など建造物での展開が多いので、開放感という意味では閉塞感を感じずにはおられないというのが正直なところ。
結末は「唖然となる」と観た人々がSNSで多くの人が伝えている通り、恐竜たちが人間界に野放し状態になる。災害や戦争、テロ、特にアメリカでの無差別殺人など、危機は対岸ではなく身近に存在するという状況を表している。
それは、まあ、シーリーズの続編につながる展開なのだが、今の時代を映しているようで共感できた。
監督はJ・A・バヨナというスペイン人の監督で、ダークファンタジー「怪物はささやく」で注目された気鋭の監督。本作を観てから、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観ると、監督の力量や「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の醍醐味が実感できるかもしれない。