sakutaroの「耳打ち 備忘録」

気になったこと、そのまま。そっと友人に知らせるように。

「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観てきた。

家内が観たいというので「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観てきた。『ジュラシック・ワールド』の続編で『ジュラシック・パーク』シリーズの映画第5作。

今まではイスラ・ヌブラル島のテーマパーク内での展開が中心だったが、カリフォルニアの地下施設に運びこまれ、恐竜と人、傭兵と主人公たちとの攻防戦が繰り広げられる。

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ジャングルや草原など、自然豊かな島内でのシーンは少なめで、地下施設など建造物での展開が多いので、開放感という意味では閉塞感を感じずにはおられないというのが正直なところ。

 

結末は「唖然となる」と観た人々がSNSで多くの人が伝えている通り、恐竜たちが人間界に野放し状態になる。災害や戦争、テロ、特にアメリカでの無差別殺人など、危機は対岸ではなく身近に存在するという状況を表している。

それは、まあ、シーリーズの続編につながる展開なのだが、今の時代を映しているようで共感できた。

 

監督はJ・A・バヨナというスペイン人の監督で、ダークファンタジー「怪物はささやく」で注目された気鋭の監督。本作を観てから、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観ると、監督の力量や「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の醍醐味が実感できるかもしれない。

 

 

怪物はささやく(字幕版)