反応しない練習
「反応しない練習」草薙龍瞬 著
新しい仕事の課題図書。原始仏教をベースにした思考法の本。全ての悩みや苦しみは人間の反応から来るという視点から、合理的な話法で解説、実践的な方法論が紹介されている。著者は草薙龍瞬という宗派に属さぬ、いわゆる小乗仏教、上座部の僧侶。
「反応」というと、確か『七つの習慣』にも人間が陥る感情的なバグとして「反応」という言葉で紹介されていたので、しっくりと来た。反応がこじれて感情的になり、本来の目的に支障をきたせてしまいう状況で説明されていた。
ここでも、「反応」は悩みや苦悩の元になり、人生を停滞させてしまう原因となる。だから、「反応しない練習」をすべきだという。
うさんくさく聞こえると恐縮だが、朝起きた時ストレスからきているのかずっと目の下がピクピク痙攣していた。しかし、本書を読んで心持ちを変えたら、練習の結果からかピクピクが直ったのだ。
全ては反応しない、判断しない、つまりいろいろ気にしないという思考の練習の賜物だった、と思う。
語法やレトリックなど、知性的な力が私の思考回路、神経回路を変えたのだと思う。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
- 作者: 草薙龍瞬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本
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